【至急確認!】コロナショックで経営者がすべきことまとめ

【至急確認!】コロナショックで経営者がすべきことまとめ

経営者の皆さんへ

こんにちは、税理士の菊池です。

コロナウイルス、首都圏ではいよいよ厳しい状況になりました。

私の想いのひとつなのですが、「税理士が実業知らずして経営アドバイスはない」という想いから、
税理士開業前から会社をいくつかやっております。

そのうちのひとつである販売会社の状況をお話ししますと、
令和2年4月の売上は昨年同時期の1/2以下に減り、おそらくこのままいけば来月以降1/4以下に激減すると思います。
わかってはいたのですが・・・現在の販路は完全に崩壊します。

日本経済、企業経営者にとっては、コロナショックで未曽有のダメージを被ることはほぼ確実です。
経験のない売上の落ち込み、先の見えない怖さ、眠れない日々・・・経営者の不安は底なしの状況です。

でも私は知っています。
経営者のみなさんがいままでどんな時も上を向いて頑張ってきたことを。

今回も同じです、現状を把握、対応策を検討、やってみて改める。
夜明けの来ない夜はない、ただ前を向いて頑張るのみ。

ただ今回は相手が大きすぎます。
その影響がどのくらい続くのか、正常化するまで2年、3年、それ以上かかるかもしれません。

こんな時は、みんなで一緒に頑張ることが大切です。
経営資源を共有し、経営者仲間、会社スタッフ、友人、家族、みんなで力を合わせて前向きに頑張る。
そうすれば、もしそうすることができたならば、
きっとこの戦いにも勝てます。

Necessity is the mother of invention ~必要は発明の母~

コロナショックがなくとも、従来のビジネススタイルは、
時代の変化とともに変革の時期を迎えていました。
ダメなものは捨て、新しい情報・道具で社会ニーズの高い新たな価値を作りだす。
前向きに考えれば、新しいビジネススタイルを生み出す絶好の機会です。

Cross the Rubicon ~ルビコン川を超えてゆけ~

起こってしまったことは仕方ありません、振り返る必要はありません。
腹を決め、前に進みましょう!
心を落ち着かせ、しかっり周りを見渡し、自分を信じて新たな目標に向かって進み続けましょう!

Time is Money ~時は金なり~
早くスタートした者から結果が出ます。遅れると結果も出にくくなります。
コロナショックで営業が止まった今こそ将来を考える最大のチャンス。
仕事がない分ゆっくり考えることができます。
経済活動が戻ったとき、トップスピードで走れるよう準備をしましょう。

コロナショックに経営者がすべきことをまとめてみました
(乱文失礼いたします)

1.まずは十分な資金調達をしておく

コロナショックの深刻化、長期化など収支の下振れも十分ありうる、経営者として安心して仕事をするためにはお金は必要
万が一のことも想定されるし、新たなことをするためにはお金がかかる
人材確保にも絶好のタイミングなので必要な人件費がかかるかもしれない
借りたものは返さないといけない現状はきちんと把握し、できるだけ資金調達をしておく

2.仕入、経費など減らせるものは最大限支出を抑える

直ちに出血を止めること=出費を極力抑える(何度もチェック)が重要です
仕入、人員配置など、今の状況合わせた出費をチェック
家賃、人件費など固定的な部分の見直しを大胆に(人件費は社長も含め公平な削減を)
手数料、会費など少額であるが不要なものはどんどん削減すると年間ベースで大きな節約に
交際費などはゼロ計上(投資分は別)
ただ、教育費、開発費のような投資費用はしっかり確保し、新たな収入を作る
これらを定期的に何度も見直すこと

3.収支計画、資金計画など数字に落としてみる

情報収集をしっかりしたうえで、今後どうなるかシナリオを数字に落とす=収支計画
収支計画と同時に、多額の借入が増えているケースも多いので資金計画も忘れずに
収支・資金計画は最悪の場合、順調に行った場合、うまく行った場合、大きく3パターンは用意する
新規事業展開や新たな試みがある場合は、よりたくさんのパターンを想定して数字に落としてみる
経営数字場目に見える形にしてみると、気持ち的にはかなり落ち着くかもしれません
計画ができましたら、実際の数字と計画(予算)を比較する予実管理を忘れずに

1-3は極力早めに、特にお金の部分なのですぐにでも動きましょう。

4.新しい方針のコンセンサスを得

計画に落としたら、ディスカッションを経て、社内のコンセンサスを取る(協力体制の構築)
銀行、取引先、家族を含め、関係者への説明、コンセンサスを得る
特に個人の預貯金の会社貸付、個人の不動産を担保に差し出す、大きな事業内容の変更(業態変更など)は家族の理解、了承も得る
計画変更の際の報告のみならず、定期的に状況を報告し、新たな資金調達や新たなビジネス取引のチャンスも模索する

5.モニタリングとその修正(PDCA)をしっかりと

計画のウォッチ(PDCA)、収支計画の予実管理を忘れず、結果が出なければ作戦を変える柔軟性も大事です。
最初の計画段階では、いわば想定のみで計画を立てることになるので、一定期間で結果が出ない場合は大胆な計画変更も行う
ただしその失敗を生かし、同じ失敗を繰り返さず前進できる経営管理体制も重要

6.その他結構大事なこと

ライフプランの見直し 世の中が変わっています、中長期ビジョンから今の行動が決まります。
計画がうまく行った場合のご褒美も 夢を形にしておきましょう。
同業者、取引先、経営者仲間、税理士など外部ブレーンを置いて協力を得る 今後の新しいビジネススタイルになります

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