生命保険の契約者貸付制度で、緊急資金の確保ができる! 

生命保険の契約者貸付制度で、緊急資金の確保ができる! 

みなさま、こんばんは。
8月のアメリカ出張で1か月の移動距離13,000kmの新記録を出した菊池です。

西日本豪雨災害に続き、台風21号による関西地区の暴風災害、北海道での大きな地震と、立て続けにこれまで経験のしたことのない規模の災害が続いております。
被害にあってしまわれた方や関係者の方々の一日でも早い復興を祈っております。

このような災害を始め、どうしても緊急資金が必要になった際、よく利用される(正確には解約される)のが生命保険です。これまで積み立てた解約返戻金を目当てに解約されるのですが、もちろん解約してしまうと保障はなくなってしまう上に、早期解約の場合は元本割れてしまうケースが多いかと思います。
また、再加入時には再度告知が必要となるために、健康状態によっては再加入できないケース頻繁にあります。

その生命保険、解約することなく資金を得る方法がある事をご存知でしょうか?

それは、生命保険の「契約者貸付制度」というものです。

契約者貸付制度は、解約返戻金の一部を保険会社から借りて資金を得る方法です。

「えっ?」

「解約返戻金は契約者のお金なのに、借りるとはどういうこと?」

という質問も多く頂きます。

細かい話になりますが、保険料として積み立てている最中のお金は、満期が来るか、保険金として支払われるまでは保険会社のお金となっています。

よって、「貸付」という名前になっており、保険会社から“借りる”形になります。

しかし、金融機関から借りるよりは安い金利で借りることができるケースが多く、しかも保障を維持できるのでとてもお勧めです。
※もちろん、解約返戻金のない保険商品は、原資がないためこの制度は適用できません。また、保険に入ったばかりで、積立金が不足している場合も同じくです。詳しくは保険会社に相談してみてください。

借りたお金は、後日保険会社に返金すれば、また解約返戻金として積み立てられ、有利な金利で運用できますし、返金が難しい場合は、返金しなくても解約返戻金から差し引かれるので、契約者の負担になる事はありません。
ただし、この場合は生命保険としての本来の保障金額よりは減額されますのでご注意ください。
また、借りた金額には一定の利率が課されますので、返戻金は少しずつ減額されてしまう点は要注意です。

このように、良い事がたくさんある生命保険の「契約者貸付制度」ですが、実際あまり知られていません。

保険会社の方は丁寧に説明してくれているのですが、契約のタイミングで、消費者側が資金繰りに困る場面をイメージできないので、なかなか印象に残ってないのでしょうね。

どうしても必要なお金が出てきた場合は、生命保険を解約して解約返戻金を手にする前に、「契約者貸付」制度を利用してみてくださいね!

皆さまの事業や経営、お金に対する不安な気持ちをお聞かせください。力になれる事がきっとあると思います。愛を持ってご提案いたします。お気軽にご連絡くださいね。
今後の記事もどうぞお楽しみに^^♪

ライフクリエーター 菊池孝太郎
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