「損得勘定」ブログのはじめに

「損得勘定」ブログのはじめに

みなさま、こんにちは(*^ ^*)♪

早いもので税理士歴16年(業界勤務暦30年)の菊池です。

こんな厳しい時代に、私なりに皆さんのお役に立つことはなんだろう・・・。
しばらくいろいろ考えていましたが、
このたび、なんでもわかりやすく二者択一にして、損得で考えてみる、という記事を書いてみようと思います。

例えば、、、

「個人事業主と法人」のどちらが得か?
「投資と貯金」のどちらが得か?
「新車と中古車」のどちらが得か?

といったイメージです。

1. この企画の背景

近ごろ、新資本主義の行き詰まり、経済停滞、所得の二極化、年金問題、人口減少、少子高齢化、終身雇用制度の崩壊・・・・と、世間は事業者にとっても労働者にとっても、よくない話題で持ち切りです。

そのため、自分のお金の事を、「税理士さんに任せている」、「会社に任せている」、「生命保険会社や証券会社さんに任せている」のではなく、「自分の身は自分で守る」必要性が大きくなってきました。

最低限の、世の中の出来事の裏側やお金のことを学ばないと、よりよい人生を手に入れられない時代に突入したと言えるでしょう。

そもそも、「お金」がゴールではないと思いますが、「なりたい自分になる」、「夢を達成する」には、ある程度のお金が必要です。

まずは、難しい勉強ではなく、身近に起こる沢山の選択肢をシンプルに “損得勘定”で考え、「どちらがお得か?」の基準を身に着けていただき、お金のことについて勉強してみたくなるきっかけがこの記事になればなぁ、と思ってます。

2. 使い方

身の回りのお金、経済、経営について「どちらがお得か、どちらが自分に合っているか」を、具体的な事例を参考にしながら、数字で有利不利を概算・目安として表してみようと思います。

この考え方で、例えば、自分が「積極的な投資タイプ」か、「リスク回避で安心なタイプ」かを判断し、自身が決断できるよう学ぶ場となればと思います。

何か事例のような判断をすることになったとき、誰かに頼るのではなく、ご自信で数字を知り、考え、計算してみて判断できる材料にする。
これによって自分の問題として勉強することになり、判断が府に落ち、本当の意味で理解することとなると思います。

また、AかBかという択一だけでなく、複数の候補からの判断となることもありますが、この記事では、わかりやすくするため出来るだけ二者択一にしています。

あとは、AかBかとは別に、最終的にどちらもしない、買わないという判断もありうることもご理解ください。

3. 注意点

お金の判断の場合、損得、節約はその効果の大きさが大事です。

節約効果が小さいのに時間をかけてもしかたないので、大きな金額、利用頻度の多いものについてしっかり考える必要があります。

また、考えすぎてストレスになったり、判断が遅くなって効果が落ちたり、もう必要がなくなったりするパターンも考えられます。
すばやく状況を明確にして、的確に判断、実行することを心がけましょう。

すべての判断はケースバイケースで、良し悪しの判断は性格や環境などにより都度変わりますので、自身の判断が難しいものです。

この記事の内容は、ひとつの判断材料を提供することが目的であり、「あくまで目安」として良し悪しの数値化を行いますので、ここにあげてある事例についての判断は自己責任で考えて頂ければと思います。

何か判断間違いがあっても、筆者は一切の責任を負いかねます。
内容について気になる場合は、読者の責任で専門家に問い合わせの上ご判断いただくか、私菊池に個別で相談いただければ、あなたの環境や性格、個性にぴったりと合ったアドバイスができるかと思います。

一番難しいのは、「世の中お金がすべて」ではなく、「損して得をとる」という自己投資的な考え方もあるということです。
いろいろ苦労することで、「真の意味で学びを得る」ことが一番大切なので、有利不利で動くことがすべてではないことに気をつけてくださいね。

では、書いている私もワクワクしながら、「損得勘定」ブログ、スタートです!!

ライフクリエーター 菊池孝太郎
kotaro@mirai-keiei.com