「副業」でなく「複業」と言う話⑤ ~日本の経済の流れ2~
みなさま、こんにちは(*^ ^*)♪
一日に一度は妄想ハワイにトリップする菊池です。
またまた前回に引き続き、「副業」ではなく「複業」というお話・・・♪
前回はAI化、IT化して便利になっていく日本経済について考えてみましたが、今回は、そのテクノロジーの発展がみなさんにとっていいことなのか考えてみます。
結論からお話しすると、
テクノロジーは(富裕層をのぞく)大多数の人の職を奪い、収入を減らします!
したがって、テクノロジーの発展は経済成長をもたらさないと私は考えます。
例えば「Google Map」。
多くの方が所有するスマートフォンには必ず入っている“無料”アプリです。
スマホの画面も最近は大型化し、地図情報も“無料”更新。音声入力でらくらく検索・・・
このおかげで、これまであたり前のように売れていた数十万円もするカーナビの売り上げが一気に減少している事は誰でも想像つくのではないでしょうか。
私自身も、最近はスマホを車のダッシュボードに取り付けGoogleMapでクライアントの元へ行きます。
Amazonや楽天、eBayなどのインターネット通販が普及することで店頭販売するスーパーや家電量販店、八百屋、専門店へ足を運ぶ人も減るでしょう。
その日に必要なもの以外はインターネットで注文した方が安いうえに重たいものも自宅まで配送してくれます。もちろん送料は無料です。
「Airbnb」や「Uber」が発展すれば、旅行代理店やタクシー会社の役割が減ってしまいます。
「インターネットバンキング」の利用者が増えれば、銀行の窓口スタッフの役割が減っていきます。
昨年のみずほ銀行を始めとする大手都市銀行の大規模リストラは、まだ記憶に新しいニュースですよね。
Amazonが地元の本屋さんからお客さんを奪ったのに追い打ちをかけるように「Kindle」の発売。もはや本は本でなくなり、画面上で見る時代を世界を股にかけて切り開き続けています。
製造業ではロボットが人間の作業を奪い、AIがサービス業などの人の仕事を奪います。
そのうち、私が行っている税理士としての仕事も、一部はAIに奪われ行く時代も近いかもしれませんね。。。
とある記事に、あと20年でなくなる職業と残る職業が記載されてました。
出所:http://lifeshift.blog/2017/02/25/posts025/
やっぱり、、、「税務申告代行者」ってはいってますね。。
企業は人件費削減で利益を出しても経営者、株主、投資家の利益が膨らむ、一般的な労働者は職がなくなるだけで、恩恵を得ることが難しくなります。
結果、テクノロジーが発展しても、みなさんの収入は増えにくいのです。
さらに、そこにインフレリスクが乗っかってきます。
(わかりやすい例としては、収入が増えないのに消費税が8%から10%にあがると、使えるお金は2%余分に減ることになりますよね。)
だから個人としても企業としても複数の収入経路を持っておく、「複業」という考え方が必要なのです。
とはいっても、何からしていいかわからない。
こんな将来に対する不安な気持ちをお聞かせください。
力になれる事がきっとあると思います。
愛を持ってご提案いたします。お気軽にご連絡くださいね。
今後の記事もどうぞお楽しみに^^♪
ライフクリエーター 菊池孝太郎
kotaro@mirai-keiei.com
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