コロナウイルスの猛威により、経済活動、人の往来が寸断され、私たちを取り巻く環境全ての問題が露呈し、回復には少し時間がかかることになりました。これは逆に言えば、いままで「やらないといけないと思っていたこと」をやりたくてもできないことになりました。

しかしながら、何もできない「不自由な時間」に、自分の知らないことを学ぶ「自由な時間」な時間を得ることができました。

コロナの影響は当分続く。このことは、みなさんがすでに気づいている「時代は完全に変わりました、今までのやり方ではだめですよ」と気づいていたことを修正するチャンス以外のなにものでもない。

言い換えれば、まだ何とかする時間があるということ、神様がくれたチャンスであることを認識したい。この理屈でもっと言えば、「不自由な時間＝自由な時間」だったように、「ダメな自分に気づく＝ステップアップのチャンス」に他ならない。

私はコンサルタントとして、事業計画の立案や経営改善のお手伝いをしてきましたが、いろいろな要因により（自分の力不足により）、経営改善の結果がなかなか出にくい歯がゆさのようなものを感じていました。

コロナ禍でのいろいろな勉強の中で気づいたことは、経営の道具である計画や財務分析にフォーカスする前に、経営者の目標設定や経営マインドの置き方、社員一人一人の理解にに問題がある、ということでした。

これは、経営者の能力云々という問題ではなく、「何を考え、何を目指し、何を伝えるか」というシンプルな事柄を明確にすることにほかなりません。

そして、経営者が「会社の目標は何か」を明確にし、そのプロセスで彼らを勇気づけ、Want toのマインドで目標に向かって進む一貫した行動が継続できるか、という点に着目すれば、ほぼ自動的に目標達成はできることを学びました。

ここで分かったのは、私の仕事は、「会社の目標を明確にし、目標に対する経営者間の合意生成を図り、それを社員一人一人まで共有し、目標達成の道のりを支援する」ことです。

こういったテーマでブログを書いていこうと思います。購読されるみなさんのご意見も取り入れながら、内容をアップデートできればと思っています。皆様のご協力よろしくお願いいたします！